中古 マンション 購入 探し 方と購入に関しての注意点を解説!

不動産

中古マンションを探す際の注意点

中古マンションを探す際の注意点

中古マンションを探す際には、新築マンションと同様にインターネットや不動産会社を活用することが一般的です。

中古マンションの探し方には、いくつかのポイントがあります。

まず、インターネットを利用して物件を探す場合、こまめに情報をチェックすることが重要です。

新築マンションの場合、1週間ほどで情報が変わることはほとんどありませんが、中古マンションは予期せぬタイミングで売り出されることが多く、新着物件が頻繁に更新されます。

情報を定期的にチェック

自分の希望に合った物件を見逃さないためにも、中古マンションの情報を定期的にチェックすることをおすすめします。

また、不動産会社を通じて物件を探す場合は、まず自分の希望する最寄駅周辺にある不動産会社に連絡してみることがポイントです。

事前に予約を入れ、自分の条件を詳細に伝えることで、不動産会社側がそれに合った物件を準備することができる可能性があります。

これにより、スムーズに物件探しを進めることができるでしょう。

そして、候補となる中古マンションが見つかったら、次に重要なのは以下のポイントをしっかりとチェックすることです。

・建物の状態

内部の設備や間取り、外部の建物の耐久性や外装の状態を確認しましょう。

・周辺環境

最寄駅までの距離や周辺の便利な施設、治安の状況などを確認してください。

・管理組合や修繕積立金

管理状況や修繕積立金の有無や金額を確認し、将来的な負担を把握しましょう。

・価格

類似の物件や市場相場と比較して、価格が適切かどうかを検討しましょう。

これらのポイントを念入りにチェックすることで、自分の希望に合った中古マンションを見つけることができます。

イチから建てる新築マンションだけでなく、価格が手頃な中古マンションも選択肢の一つとして検討する価値があります。

周辺環境の確認ポイント

周辺環境の確認ポイント

周りの環境には、生活する上で重要な要素があります。

駅からの距離だけではなく、以下の項目も確認しておくと良いでしょう。

1. 帰り道の安全性 駅からの距離が近くても、人気のない細い路地や街灯のない道を通らなければならない場合、安全性が心配です。

なるべく実際に日没の時間帯に歩いてみて、安全性を確認することをおすすめします。

2. 日常利用するお店や機関の近さ 例えば、家で料理をする場合には、食材を購入するスーパーマーケットまでの距離も重要です。

また、帰宅する時間にまだ営業しているかどうかもチェックしましょう。

他にも医療機関、郵便局、ドラッグストア、銀行など、利用する施設の周辺状況を確認し、希望する物件の近くにあるかどうかを確認しましょう。

3. 保育園や学校との位置関係 子供がいる場合は、通学・通園する施設の近さも重要です。

特に保育園に入園させたい場合は、自治体によって待機児童の状況が異なるため、入園可能な保育園が近くにあるかどうかを事前に確認しましょう。

マンションの管理状況の確認ポイント

中古マンションを購入する場合は、管理状況や利用状況を確認することが重要です。

以下の項目に注目しましょう。

集合郵便受け・メールボックスの状況

管理が行き届いていないマンションでは、チラシやゴミが散乱していることがあります。

また、ポストの投函口が養生テープでふさがれている場合は、その部屋が空室であることを示しています。

空室が多い場合は、その理由を不動産会社に確認すると良いでしょう。

宅配ロッカーの設置状況について

通信販売をよく利用する場合、宅配ロッカーがあると便利です。

ただし、宅配ロッカーの数が少ない場合、すぐに満杯になる可能性があるため、実際に現地を見学する際には、利用状況を確認しましょう。

駐車場の空き状況について

現在車を所有している方や将来的に購入予定のある方は、駐車場の空き状況もチェックが必要です。

特に都心部の場合、多くの場合は機械式駐車場があり、車のサイズに制限があるため、自分の車が入庫可能か事前に確認しておきましょう。

また、マンションの場合は、戸数分の駐車スペースが確保されているかも確認が必要です。

駐車スペースの多くが空いている場合、駐車場収入が少なく、将来的なメンテナンス費用の捻出に困る可能性があるため、注意が必要です。

エレベータの利用状況

実際にエレベータに乗って速度や乗り心地を確認しましょう。

特に戸数の多いマンションやタワーマンションでは、朝の時間帯にエレベータが混雑することがあります。

エレベータの利用状況をチェックしておくと良いでしょう。

室内状況について

立地や管理面に問題がなければ、室内の確認に移ります。

中古マンションを見る場合は以下の点に注意しましょう。

まだ現在の所有者が住んでいる場合、物が置かれていることで実際の広さより狭く見えることがありますので、その点も考慮しながら広さを冷静に判断しましょう。

また、中古マンションの場合、築5年から10年以上経過している場合、室内設備のメンテナンスが必要になることがあります。

設備について

中古マンションの購入時には、特にガスコンロやIHコンロ、水回り、床暖房などの設備に着目することが重要です。

これらの設備は、最近いつメンテナンスや修繕が行われたかの履歴を確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

例えば、ガスコンロやIHコンロの場合は、ガス漏れや調子の悪さなどの問題が起きる可能性がありますので、前の所有者がいつ修理や点検を行ったのかを確認しておく必要があります。

水回りや床暖房の場合も、メンテナンスが不十分だったり、修理が必要な状態だったりすると、購入後に問題が生じる可能性があります。

また、エアコンについても注意が必要です。

中古マンションでは、エアコンが備え付けではなく、現所有者の所有物であることが多いです。

そのため、購入前にエアコンの所有者が過去にメンテナンスや修理を行っていたかを確認する必要があります。

エアコンの故障や不具合があると、暑い夏や寒い冬に快適な室内空間を保つことができなくなる可能性もあります。

中古マンションの場合、新築の場合とは異なり、一部の設備が取り換えられていたり、そのまま使用されている場合があります。

ですので、購入前には明確にどの設備が新しく取り換えられたものであり、どの設備がそのまま使用されているものなのかを知っておくことが必要です。

これにより、購入後に予期せぬトラブルの発生を防ぐことができます。

まとめ

中古マンションを購入する際には、新築の場合とは異なり、すべての設備が中古であることを念頭に置く必要があります。

そのため、マンション全体の管理状況や利用状況、および室内の設備のメンテナンス履歴などを入念に確認することが非常に重要です。

これにより、購入後に不具合や故障が生じるリスクを最小限に抑えることができます。